・代謝力を上げる方法3.足を温める

 

 

基礎代謝を上げるなら、普通に体を温めれば良いと考える人も多いと思います。たしかに、入浴や運動、温まる食べ物をとることで体温は上がります。

 

しかし、これはあくまで一時的なものと考えるべきです。代謝が上がるのも一時的ですし、常にエネルギーを消費する基礎代謝が上がるということではありません。そのため、いつもの生活の中で基礎代謝を上げることを習慣化する必要があるのです。

 

例えば、私は「足を温めること」をずっとやってきました。足というのは心臓から送り出された血液が足先まできて、心臓へ再び戻すポンプのような役目をしています。

 

"第二の心臓"とされる足を温めてどんどん血流を促すようにします。それによって、35℃台の低体温が36℃台半ばまで上げることが出来ました。

 

これは、基礎代謝を上げるうえでも大きなポイントだったことは間違いありません。私がおすすめする「足を温める方法」などは、第二章以降で詳しく書いてみたいと思います。

 

B重要な髪の毛の新陳代謝「ヘアサイクル」について

 

冒頭では「悪いヘアサイクルを正すと抜けない強い髪に変わる」と書きました。本書の方法で対策する場合、このヘアサイクルを理解しておくと、いろいろ役立つと思います。ぜひ知っておいてくださいね。

 

まず、頭皮の下には「毛包」というところがありますが、この毛包の中の奥深くに発毛の司令塔ともいえる「毛乳頭」があります。その毛乳頭が指令を出すと毛母細胞が活発になり、分裂を繰り返して髪の毛が徐々に成長し始めます。

 

そして「毛包」から芽を出した産毛は、さらに成長して逞しい大人のような髪の毛となります。この間は2年〜6年。その後は徐々に衰えて、最終的に髪の毛は抜けるようにその一生を終えます。これがいわゆるヘアサイクルですね。

 

このヘアサイクル(2年〜6年)の期間は、髪の毛が生えてる→抜けるを繰り返す「髪の毛の新陳代謝」の期間だと考えてください。そこでみると、新陳代謝の中で髪の毛が抜けるのは、ごく普通のことであるのが分かると思います。

 

・髪の毛が抜けるのは毛母細胞による新陳代謝のひとつ

 

誰もが知っている「新陳代謝」ですが、髪の毛でいうと少し分かりづらいかもしれません。

 

新陳代謝とは、体の中の不要な老廃物や古い細胞を体外に出して、その一方で体を作るために必要な新しい物質を取り込むことをいいます。

 

これが新陳代謝の働きですが、それによって細胞はどんどん生まれ変わるわけです。これは髪の毛についても同じで、毛母細胞による新陳代謝のひとつとして生えてくるもの、と考えて良いでしょう。

 

この新陳代謝の働きはターンオーバーともいいますが、古くなった体組織を再び綺麗にする役目をしています。代謝が活発な20代であれば、そういったことが話題になることもないでしょう。

 

しかし、30歳も後半にさしかかってくると、それが無視できなくなってくるのです。なぜなら、加齢と共に新陳代謝が落ちてしまい、髪や頭皮を生成する働きも弱くなって老けて見えてしまうからです。

 

例えば、40歳〜50歳を過ぎて急に髪の毛が多く抜け出したという場合など。そういう時は新陳代謝の衰えというのを疑うべきだと思います。

 

これは明らかに老化だ!と痛感した私としては、やはり「代謝力を上げること」を第一に考えたわけです。

 

・良い睡眠で新陳代謝が高められ髪も抜けにくくなる

 

睡眠不足は絶対に避けた方が良いです。そして睡眠時間をよくとること。髪の毛の新陳代謝を考えるなら、睡眠を軽視しない方が良いです。

 

そもそも、しっかり寝るというのは健康維持の基本ですし、その睡眠の質が良ければ良いほど体の新陳代謝を高められます。新陳代謝が高くなると、毛母細胞の細胞分裂も促され、前述した「ヘアサイクル」も長くなりますよね。

 

もし睡眠不足などで新陳代謝が悪くなれば、毛髪の成長も妨げられます。血流が悪くなっていることで毛髪に届くべき栄養が届きにくくなり、それが原因で抜け毛が増えるんです。私のブログではそんな痛い体験をたびたび書いてきました。

 

私と同じく働き盛りの中高年の方へ。強く抜けない髪の毛の為に、まずは「よく寝ること」を強くお勧めしておきます。

 

第二章. HSP入浴の実践

 

@シャワーより必ず入浴しろ。過去の自分に会えるならそれを伝えたい

 

第一章で書いている「代謝力を上げる方法」の実践が、結果的に髪の回復に繋がりました。それ以降、私はより一層、体を温めることが大切だと思うようになったのです。

 

例えば、シャワーではなく必ず入浴すること。

 

そこで得られる温熱効果はとても大きいようです。

 

・遅かった30代40代。若い頃のように自己回復力は機能しない

 

まだまだ若いと思っていた私ですが、気付いたら40歳の半ばを過ぎてしまいました。明らかに自己回復力が衰えている年齢です。

 

10代20代までは、怪我をしても傷の回復も早かったり、跡が残らない肌でもありました。それは、体が備え持っている自己回復力がよく機能していたからです。

 

しかし、30代40代になってからは、その力が徐々に弱まっているのを感じてます。肌や筋肉、見えない内臓のところでも衰えがよく分かりますね。そして何よりも痛感したのは、若い頃は正常だったヘアサイクルが乱れていたこと。

 

これは人間なら誰にでも起こることであり、薄毛や老け顔の印象に繋がるので、あまり放置するべきではありません。しかしながら、第一章に書いた「足を温める」だけでは老化をフォローできない。そう考えた結果、私は「自己回復力を高める為の入浴」を取り入れるようになりました。